TAD英語教室 の日記
-
「男と女」
2023.12.01
-
先日、アマゾンプライムビデオで映画「男と女 人生最良の日々」(2019年)を観た。 これは、1966年にフランス人映画監督のクロード・ルルーシュによってつくられた「男と女」の後日談になる。 私がまだ中学生の頃、友人に誘われて当時渋谷にあった東急名画座で観た記憶がある。 当時の自分には、お洒落な大人のラブロマンスと魅惑的な主題歌の印象が強く残っている。 今回のリバイバル作品には、監督や当時の役者が50年を経てそのまま出演されていた。 認知症が進み老人ホームに一人暮らす主人公の元レースドライバー(ジャン=ヌイ・トランティ二ヤン)のもとに、息子の頼みで訪れた元恋人の女性(アヌーク・エ―メ)は、優しく話しかける。 男は、それが昔の恋人とは知らず、「かつてあなたのようなきれいな女性を好きになったことがある」と言って若い時の彼女の写真を見せる。 穏やかな風景の中で、出演者たちも、それを見る観客も同じ50年という月日を過ごしたことを感じさせる映画であった。